新型コロナウィルス(COVID-19)は物についた時、どのくらい生きているのか?(2020年4月2日発表)

マスク一般情報

新型コロナウィルスが物についた時、どのくらい生きて※いるのか?

※正確には生物では無いので残存するか、という言い方の方が良さそうです。

多くのサイトやメディアで取り上げられている『The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE』に掲載された論文については下に記載するものとして、最新の研究結果の方を掲載しました。

手術用マスク上で7日間生存!?

ジャーナルThe Lancet Microbeで2020年4月2日に発表された研究は、COVID-19ウイルスがさまざまな物質の表面にどれだけ存続できるのか検証されました。

ジャーナルThe Lancet Microbeで4月2日に発表された研究は、COVID-19ウイルスがさまざまな一般的な表面にどれだけ持続するかを明らかにしました。

著者らは、ウイルスがサージカルマスクの外層で最も長く(7日間)持続することを発見しました。

新しい研究では、華氏71度(摂氏21.7度)の相対湿度65%の部屋でウイルスの寿命をテストしました。

3時間後、ウイルスは印刷およびティッシュペーパーから消えていました。木や布地を残すのに2日かかりました。4日後、ガラスまたは紙幣では検出されなくなりました。

コロナウイルスは調査の7日目でもサージカルマスクの外側を向いた側にまだ存在していました。それはテストしたすべての材料の最も長い期間です。

布には2日程度

サージカルマスクは術者の呼吸から細菌等が漏れるのを防ぐ効果と、血液等の飛沫がドクターに吸引されるのを防ぐ防水効果があるマスクです。細かいフィルターと防水仕様がウィルスにとって残存しやすい環境なのかもしれません。

私見ですが、通常の不織布マスクはそれよりは、残存期間は短いと予想されます。

 

『The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE』に掲載された論文では

米国国立アレルギー・感染症研究所などの研究グループによる論文

以下は、上記研究以前に発表された論文の内容です。インターネット上では以下の内容が広く広く知られています。

エアロゾル

3時間、残存

プラスチック

プラスチックで72時間(3日間)後まで残存

感染力が半減するのは、プラスチックの上で6.8時間

ステンレス

感染力が半減するのは、ステンレスの上で約5.6時間
残存確認:48時間(2日間)

4時間

段ボール

24時間

上記は今、広く知られている論文の内容になりますが、最新の論文では更に長く残存することが確認されています。ただ、現在は論文が精査されずに発表されている為、場合によっては間違った情報が混じっているかもしれません。

ただ、より長く残存すると思って、除菌等を徹底しておいて損はないと思います。

 

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