新型コロナウィルス除菌方法1(エタノール)
新型コロナウィルスを除菌するためのエタノール濃度は?
新型コロナウイルスは、脂質でできた「膜(エンベロープ)」を持つエンベロープウイルスに分類され、アルコールはこのエンベロープを溶かす働きがある。そのため、アルコールで適切に消毒すれば感染力を失わせることができるとされる。アルコールの一種で消毒用など幅広い用途で普及しているのがエタノールだ。
エタノールは含有率が80%程度で消毒効果が最大に
理由としては濃度が濃すぎると直ぐに気化してしまい、殺菌する前に気化してしまうから、とのこと。濃度80%前後だと1分程度は気化しないためしっかりと除菌ができる。
厚生労働省が定めている医薬品の品質規格基準書「日本薬局方」では、消毒用はエタノール濃度が76・9~81・4%と定められている。
上記濃度であれば、コロナウィルスの除菌には有効であると考えられる。
イソプロピルアルコールって?
・新型コロナウィルスにはエタノールとほぼ同等の消毒効果があります
・脱脂力がエタノールよりも強力です(肌荒れしやすい)
・酒税法的にエタノールに混ぜることで料金が安くなります
※3.7%イソプロパノール添加により酒税が免除された消毒用エタノール(消毒用エタノール液IPなど)